“6”だけが、僕らの正解

SixTONESのメモ帳💎

時代や老いも君と見たいな〜SixTONESからSixTONESへ、オンガクへのラブレター

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『オンガク』が好きすぎます…………。

SixTONESが音楽に向けて、そして音楽で繋がるSixTONES自身に向けて歌うラブレター。どこまでも多幸感と高揚感溢れるメロディに乗せて、“音楽”と“SixTONES”への最上級の愛と決意を歌うこの曲を聴いた感想と個人的解釈。

 

 

飛び越えてしまいそうさこの高鳴りまで
ほら手を取って明日へ

誰が思っていただろう?
その無邪気な声に 心がさらわれてた
ふざけた調子でちゃかすなよ
フェイクも無しで 向き合いたいんだ

ド頭から高揚感たっぷりなハイトーンで高らかに歌い上げる京ジェ……✨全てを包み込むような優しく温かい歌声のジェシーから、強く気高く芯のある歌声のきょもへ。これぞSixTONES!な歌い出しでたまらない🥲

おふざけ大好きいつまでも高校生みたいにヤンチャでわちゃわちゃな6人だけど、“音楽”と“SixTONES”に対してはどこまでも誠実で、真面目で、真摯で、ひたむきで。バカレアから10年、SixTONES結成から7年。ここにきてメンバーのことを「友達」「親友」と形容するようになったり、6人でご飯に行くことにハマったり、「⚪︎⚪︎するなら6人だよな〜!」「6人でシェアハウスしたい!」と言い出したり…誰が見ても結束力と親密度を日に日に増す彼ら。それは「6人でご飯に行こう!」と誘い続けた慎太郎や、「今歩み寄らなかったら、この先もっと仲良くなる機会はないかも」と積極的にコミュニケーションを取り始めた北斗をはじめ、大なり小なり一人ひとりの色んな積み重ねや歩み寄りによって、長年一緒にいるからこそ今更照れくさいことにもちゃんと向き合ってより一層仲を深め合ったから。そんな今のSixTONESらしい歌詞だな〜って思います

 

言葉にしようもんなら あの文学賞もんだな
想えば想うほど50音だけじゃ語れない

「言葉にしようもんなら あの文学賞もんだな」ここの韻の踏み方ヤバいって話はもう散々してますよね…でもします………ヤバい🥲このパート北斗が歌うの大正解すぎる、というか北斗が書きましたか?くらいの歌詞で良すぎる。きょもからの北斗の流れで毎回心持ってかれる。音楽への想い、SixTONESへの想い。この世界に入って、数えきれない苦楽、出逢いと別れを経験して、かけがえのない仲間を手に入れて、傷つきもがきながらデビューを目指して突き進んできた彼ら。ここまでの長い道のりを文章にしたためようなんてキリがないし、それはもうあの文学賞もんの壮大でドラマチックな物語なわけで。なんたったって彼らは『週刊少年ジャンプ』と称されるグループなので…。想えば想うほど言葉だけでは語り尽くせない。だから歌うんですよね、音楽に感情を乗せて。その胸の高鳴りに合わせてどんどん音階も上がってキラキラを増していくこのパート、なんかもう特大感情が抑えきれなくて苦しくなっちゃう

 

愛や恋も飛び越えて Flyer
ずっと一緒に笑ってたいんだ
傷付いたことだって 悔やんだことだって
僕らを作るハーモニー

「愛や恋も飛び越えてFlyer」って歌詞がすごく好きで。「今の自分からグループを取ったら全部なくなる」「このグループでやることで自分が自分になれてる」って言うほど彼らはSixTONESありきの自分を生きていて、どんな運命も一緒に背負う覚悟(っていうかもうそれが当たり前みたいな感覚)を持ってる。“メンバー”という私たちには想像することしか出来ない特殊な6人の関係は、他の何かに形容できるものじゃないのかもしれないし、愛だ恋だ、好きだ嫌いだとか、そんな次元はもう超越した存在なのかも。

これまでの挫折や苦悩だって、全部今の自分達を作る材料で。そういう経験をしてきたからこそ今出せる声があって、乗せられる感情があって、歌える音楽がある。これって「無駄なことなんて何一つなかった」って今の自分が肯定できるからこそ、そう言えるんだと思うんですよね。今のSixTONESが過去のSixTONESを肯定してくれている、めーーっちゃあったかい歌詞…。そして、そんな色々を乗り越えて、今はただ理屈なしに一緒に笑っていたいって思う、そんな存在なんじゃないかな。「この人たちと色んなことを次から次へとやっていけるなら、もう一番とかいらないかなって思っちゃう」「“6人で一生一緒”がたった一つの夢」「ファンが50億人になっていようと1人になっていようと、6人で変わらず『楽しいね』って音楽を続けていたい」って6人それぞれが口にするSixTONES、愛おしいの塊すぎて本当に𝓛𝓸𝓿𝓮が止まりませんしそれはファンの夢でもあるよ( ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ )

 

時代や老いも君と見たいな
僕らならいける気がしてんだ
飛び越えてしまいそうさ この高鳴りまで
ほら手を取って 明日へ

「時代」や「老い」って、いいことばかりじゃない。悪いことも、落ちるときも絶対にある。年老いることって、何かを失ったり、諦めたり、一見マイナスにも感じる。でも、いい時も悪いときもどんな未来も一緒に見ていたい。「時代や老いも君と見たい」これって、人類史上最強の愛を示す言葉では?と思ってます。どんな「I love you」よりも愛が伝わる…初めてこのフレーズを聴いた時「この歌はSixTONESからSixTONESへのラブレターであり、プロポーズなんだ」って思いました。でも同時に、その“君”にはファンも含んでくれているような包容力と温もりも纏っていて、とことん誰も置いて行かないSixTONESだな〜…とも。

「僕らならいける気がしてんだ」このフレーズがすっごくSixTONESらしいなと思っていて。“根拠のない自信”から始まったSixTONESだからこそ、“俺らは最強なんだ”って6人それぞれが思って出来たグループだからこそ、この言葉に力が宿るし、その根拠のない自信こそがSixTONESSixTONESたらしめる、SixTONESを突き動かす原動力なんだろうなあ。

 

誰が思っていただろう?
隣に居ることが 当たり前になってた

ほくしんのパート割………良すぎ……………😭ずっとジャニーズに憧れていて、慎太郎のことをテレビの中の人だと思っていたから「なんで今隣にいるんだろう?」ってふと思う北斗と、北斗がSixTONESに心を閉ざしていたとき、「北斗はオレらのことが嫌いなのか?拗ねてるのか?カッコつけてるのか?あ、今笑った!」って気になって仕方なかった慎太郎。そして今、慎太郎のことを「オレの友達」って笑う北斗と、「ずっと一緒なんて最初から分かってた」って笑う慎太郎…。ほくしんだけじゃなくて6人みんなそれぞれがそうだし、“偶然の出会い”から始まった6人で、一度バラバラにされてしまった後自らの意思でグループを勝ち取った6人だから、本人たちはもちろん周りの反応も含めてのこの歌詞だな〜って思います

 

違うテンポですれ違えば
ぶつかり合って 未来を憂えた

ここのバックのピアノ超お洒落じゃないですか???確かに「違うテンポ」ではあるけど、その「違うテンポ」が加わるからこそ別の色が現れて、また新たな良さが生まれる感じ、正にSixTONESみたい

 

裏も表もほら 全て見せ合ったら
その一拍一拍を 溢さぬように
刻んで行こう

たくさんすれ違って、ぶつかり合って、グループの未来を憂いた日も確かにあって。でもそんな日々も乗り越えて、いつしか全てを見せ合って、そして全部を受け入れて。その個性のまんま、6人でしか歌えない歌を歌い続ける。こんなんもうバカデカ感情溢れすぎて抱えきれません。からのきょもの優し美しすぎハイトーン、胸が苦しい

 

思い通りに 行かない今日でも
君とだったなら良い

これもめちゃくちゃ愛に溢れたフレーズでほんとにほんとに大好き( ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ )初めて聴いた時パッと思い浮かんだのがきょもで。デビューに対して消極的だった時「いつも何か悩んだり壁にぶつかるたびに6人で解決してきた。3人とか4人とか5人デビューしたいって思ってるなら…俺はついていく」と言ったきょも。デビュー3年目「こんなに自分でやることには自信がないのに、6人でやることにはめちゃくちゃ自信を持ってる。肯定できる。間違うことさえ怖くない」「挑戦してやりすぎたってことはない。たとえあってもみんな忘れる。それくらいの気持ちでやれば怖くない。それに僕らは6人なので」と言ったきょも。ずっと根底にあるのは、「メンバーへの信頼」と「6人でなら強くいられる」ってことなんですよね。長い間個人戦で生きてきたきょもにとって、失敗ってとてつもなく重くて怖いことだったと思う。でも、6人だから、仲間がいるから、みんなとなら挑戦することも、失敗さえも怖くないと思える。なんて素敵なグループなんだ😭と思うし、きょもがそんな風に思える仲間に出逢えて良かったなって心から思う。もちろんきょもだけじゃなくて、「元々どん底から始まった6人だから、これから大きな挫折を経験したとしてもまた這い上がればいいだけ」って語るみんなを思い返して泣ける。この曲も上ハモ下ハモ随所にたっぷりでどこもかしこも良いんですが、個人的に「君とだったなら良い」の京ジェがこの曲中で一番やられます………音楽で結ばれるSixTONESの絶対的支柱……………

 

一歩ずつ喜怒哀楽とそれ以上を
ほら (奏でていこうララライラ 重ねていこうララライラ)
無駄なもんはひとつもないさ 紡ぐメロディ

喜怒哀楽と、そのどれにも当てはまらない感情すらも一緒に感じて、重ねていきたい。プラスもマイナスも、どんな感情もなにひとつ無駄じゃないって思える。そう思えるのは、実際になにひとつ無駄じゃなかったと今思えているから。一度バラバラになって自分たちの意思で集まったからこそ、6人の強い結束が生まれた。グループ結成後うまくいかなかった時期があったからこそ、今6人で笑い合っていられる。遠回りしたけど、だからこそ最高のデビュー曲を手にしてデビュー3年目でこれだけのクオリティとジャンルの楽曲を出せて、それが世間に少しずつ認められつつある。こんなに素敵なデビュー後の世界があったなら、今となってはデビューが遅れてしまったことすらも受け入れられる。全部の経験が無駄じゃなかったと今思えるからこそ、これからもそう思う。どこまでも透き通って、あたたかいのに力強いきょものハイトーンが好きすぎるし、ここに来てまだ上がるんだ…!っていう……この多幸感とどうやっても抑えきれない感情に胸がギューッとなる( ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ )

 

愛や恋も飛び越えて Flyer
僕らに理由なんていらないや

傷付いたことだって 悔やんだことだって
未来のためのチューニング
時代や老いも君と見たいな
僕らならいける気がしてんだ
飛び越えてしまいそうさ この高鳴りまで
ほら手を取って 明日へ

「傷付いたことだって 悔やんだことだって 未来のためのチューニング」えぐ…。傷つくことも悔やむことも人生には必ずあるけど、それもこの先の未来でもっと良いハーモニーを響かせるための調律。本当にあったかくて、この曲を聴く全ての人の心を救ってくれるような歌詞…。

 

 

一見この曲のタイトルって「オンガク」だとは思わなくないですか?恋や愛を超越したもっと広くて大きな“愛”を強く感じる曲だな〜って思うんですけど、これは“SixTONESが歌うから”「オンガク」なんだなって。性格も思考もバラバラの6人を、SixTONESSixTONESとしてひとつにする唯一のものが音楽で。「僕達は音楽で強く結ばれたグループ」「グループの根底にあるもの」と彼らが語るように、音楽を通して6人は“SixTONES”でいられる。

そしてこの歌詞はSixTONESが書いたわけではないけど、SixTONESが歌う歌として物凄い説得力と解像度を持ってるんですよね。それは、この歌詞の通り、SixTONESが今まで歩んできた道の全てが、今のSixTONESを作る材料になっているから。それを歌うための経験と、引き出しがあるからこそ、より深みを増す歌になっていると思います。

7thシングルリリース期の雑誌で「これまであっちもこっちもって欲張って挑戦してきたからこそ、今この王道バラードを自信を持って出せる」みたいなことを全員が言っていて(これは表題の『わたし』のことですが)、「この人たちどこまでも“音楽”に対してだけは全員が同じ感覚と想いを持ってるんだな」って思ったんですよね。「アイドルだからこそ、ヒップホップやったって、ジャズやったって、EDMやったっていい」と言って、本当にジャンルレスに色んな音楽に挑戦し続けてきたSixTONESが、ずっと大事にしてきた“6”thシングルを経て「新章」と呼ぶ7thシングルで、ここで、このタイミングで、日本語詞のド直球J-POPで「時代や老いも君と見たいな」を歌う重み………この世のなによりも深く重い愛ですこれは………………SixTONESを好きで本当に幸せだなと思う。これからもずっとずっと、SixTONESが6人で仲良く幸せそうに歌い続ける未来を一緒に見させて欲しいと思う、そんな愛おしすぎる曲です🫶🏻

SixTONESが歌う曲”ということを抜きにしても、おおよそ大半の人が「心地いいな」「いい曲だな」と感じられる曲調だと思うので、もっともっとオンガクが広まってほしい、そう願うばかりです💎

 

 

💎SixTONES『オンガク』

(7th Single『わたし』通常盤カップリング)