“6”だけが、僕らの正解

SixTONESのメモ帳💎

SixTONES 6thシングル『共鳴』はマジの“絆ソング”だった

 

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でした。CDを手にするまで、公式が言う “絆ソング” というキャッチコピーに正直あまりピンときてなかったんですよね…音だけ聴いてるとすごく難解だしオシャレだから、✨絆ソング✨ってテンションの曲には聴こえなくて。絆ソングなんてそんな陳腐な…🤔❓とすら思ったり。そんな中CDを手に入れ、フル尺で歌詞を咀嚼しながら聴きました。なるほどこれはもう、まごうことなき “SixTONES流 絆ソング” 。深いエモい好きすぎてしんどい。

殆ど日本語の歌詞ではあるんだけど、硬めな言い回しだったり、日常であまり聞きなれない単語も多いので、意訳しながらわたしなりに『共鳴』を紐解きました。ちなみに、まだどなたの歌詞考察も読んでません。“考察”というより、私なりの解釈って感じで見てもらえたら嬉しいです!

 

…と、『共鳴』発売3日後くらいに書き始め、7割くらい書いたところでずっと下書きに眠らせてました。本当は初動に間に合うようにと思っていたのに。。今さらになりましたが、せっかくなので書き上げて供養します🙏これはみんな言うけど、CD買ってフルで聴かなきゃもったいないです。。❗️

SixTONES – 共鳴 [YouTube ver.] - YouTube

 

Now it' s time to unite, let' s shout!

さぁ、今こそ一つになって声を上げよう

Hey, This is a song to get me the power
Can you hear the roaring of our soul, huh?
We don' t have time to hesitate, right?
Okay, let' s get started!

この歌は俺たちに力を与えてくれる

俺たちの魂の轟きが聞こえるか?

迷っている暇はない、そうだろ?

よし、始めよう

 

💎ここの京ジェパートはSixTONESからの合図というか掛け声というか宣言というか。例えるならteam SixTONESというスクラムで円陣を組んでるみたいな、そんなイメージです

 

天変の地異 不可抗力の荒野
暗転の舞台(ステージ) 切っ掛けは誰の声だ?

天変地異 どうすることもできないほど荒れ果てた地

誰かの声で舞台が暗転する

 

💎暗転…つまり舞台がもうすぐ開演するということ。天空で起こる変動や地上で起こる異変、どうすることもできないほど荒れ果てた地。こんな状況にも関わらず、誰かの声を合図に舞台は開演しようとしている。わたしの勝手なイメージではこの合図はジェシーかな。基本的にストにスイッチが入るのはジェシーきっかけだと思ってるので。なんならジェシーが『もう一度6人で』と声をかけた時の状況としてもいいかも。ちなみに「天変“と”地異」ではなく、あえて「天変“の”地異」としているのは恐らく2番の「頂上(てっぺん)の地位」と韻踏ませたかったからだと思うので、ここはストレートに天変地異の意味合いで解釈しました。この韻踏みかっこよすぎてヤバい

 

僕らには僕らの戯曲(ものがたり)が
あるはずだろういざ明転

僕らには僕らの脚本があるはずだろう

さあ明転(開演)だ

この座組なら昂然

このメンバーなら自信しかない

 

💎どんな状況でも俺らは俺らにしかできないことを演るという覚悟。そして俺らならそれが出来るという自信と己の鼓舞。バカレア期やSixTONES結成前、ジェシーを始めメンバーが感じていた『この6人でなら何か起こせるかもしれない』という直感と、Show mast go on的なジャニーズイズムを感じるところでとてもアツい

 

Don’t worry, even if you’re down
Our ties are always in here…

例え落ち込んでも大丈夫

俺たちの絆はいつもここにある

賽を奪われた世界 奈落の淵で
轟かす共鳴

後戻りできない世界 地獄の果てで

大きな音を鳴り響かせ共鳴する

 

💎俺たちには絆がある、だから失敗しても大丈夫。後戻りできない世界、地獄の果てでも共鳴しよう。ここもストがよく言う『俺らはファンのみんな以外に誰にも期待されないところから始まってる』『元々どん底から始まった6人なんだから、もしこれから大きな挫折を経験したとしても、何度だって這い上がればいいだけ』ってところに掛かってるのかなぁと。地獄の果てに堕ちても、このメンバーとならまた這い上がっていける。それだけの絆はある、と

「賽を奪われた」をどう解釈するのか迷ったんですが、「賽を振る」だと一か八かの勝負に出るとか、賭けるみたいな意味合いだけど「奪われた」ってことは自分たちがどうこうできる話じゃなく、第三者だったり環境が関与してくるので「チャンスを奪われた」とか「勝負させてもらえなかった」とかそう言う意味なのかな…?とか思います。深読みしすぎな気はしますけど、なかなか“デビュー”というスタート地点に立たせて貰えなかったJr.時代の苦しかった状況とか、そういう意味合いで捉えました。そこまで深読みしなければ「後戻りできない世界」とか「迷う暇もない世界」とかそのくらいでもいいのかも。ただ、作詞が『NEW WORLD』の方なので、もしかしたらそういう意味も含まれてるのかな〜くらいに思っています。

 

ギリギリに立ってんだって 分かってるのに 噫(あぁ)
それでも選んでしまった 夢と誇り
どれが運命で なにが賢明なんだ?
間違い擦れ違いすらも含んだ誓い 噫(あぁ)

ギリギリに立ってんだって 分かってるのに

それでも夢と誇りを追うことを選んでしまった

どれが運命で なにが賢明な判断かなんて分からない

きっとこの誓いは間違いやすれ違いすら含んでる

代わりなんていない 僕ら
静寂を切り裂く矢の如く
“今”を生き抜くだけ

それでも僕らの代わりなんていない

この静寂を切り裂く矢の如く

今を生き抜くだけ

 

💎余裕なんてないギリギリの場所に立ってると分かっていながら、それでも夢と誇りを追うことを選んでしまった。この辺はジェシーが「もう一度6人で」と声をかけた時期のことをどうしても重ねてしまう…。教師になる夢もあったのに、無茶だと分かっていながらも『無謀でもいい、SixTONESに賭けたい』と思ってしまった慎太郎や、一人でやっていくと決め、無理矢理5人から心を離したはずなのに『俺も6人でやりたい』と咄嗟に返事をしたきょも。頭では茨の道だと分かっているのに、心がSixTONESを選んだ。それが運命だったのか、賢明な判断だったのかは分からない。きっと間違いやすれ違いも含んだ道だった。それでも、この先もこのかけがえのない6人で、今できることをただ全力でやり続けるだけ。

これって結構SixTONES 6人の共通のやり方だなって思ってて。特に一万字インタビューとかSTとかでも思ったんですけど、この6人意外と冷静というか。色々と挫折や理不尽なことも沢山経験してきた長いJr.生活によって、そうならざるを得なかったってこともあると思うけど、周りがどうだろうが自分を信じて為すべきことを為すだけ。その先に未来は開けるって信じ込んでる人たちなんだなぁと思ってるので。そこに近い部分があるなぁと思ってます。

 

頂上(てっぺん)の地位 くれてやったっていいわ
存在意義 奪ってみなさいな

トップの座なんて 譲ってやってもいい

そんなんで存在意義 奪えるなら奪ってみろよ

僕らには 僕らにしか出せない共鳴(おと)で
傀儡な俗世を踊るわ

僕らには 僕らにしか出せない共鳴(音)で

誰かに操られたこの世を踊ってやるわ

 

💎一位だから価値があるとか、俺らの存在意義はそんな地位に囚われたものじゃねぇんだよ。みんな誰かに操られた人形みたいなこの俗世を、俺らは俺らにしかできないやり方で踊ってみせるわ。っていう、この強気な感じほんとにたまらんです。2番のド頭これなのさすがに飛ぶ。

バカレア組でデビューを逃した不信感から大人の言いなりになることを辞めたり(本人たちは反省してるけど)、デビューなんか出来るわけないと言われ続けた叛骨精神がバネとなって“自分たちらしさ”を求めてここまで来たSixTONESらしい歌詞だし、“僕らにしか出せない共鳴(おと)で〜” の京ジェ、何とも難解でそれでいて妖艶で…本当にズルい。周りに何を言われても2人で歌うことを諦めなかった京ジェの“僕らにしか出せない共鳴”……

 

Hey bro, We don’t need to slow down
I don’t care what other people think

やぁみんな、俺たちは減速する必要なんてない

他人がどう思おうが関係ない

順路(みち)は違えど魁 轍を作れ
未来への証明

みちすじは違えど他より先を行け 先例を作れ

未来への証明のために

 

💎ここも歌詞を見た時に思い浮かんだ言葉があって。一万字インタビューの慎太郎の『今までのデビューへの滑走路って、4年に一度のバレーボールだったりでしたよね。俺らがいろんな初めてに挑戦して滑走路をたくさん作ろうって決めたんです。もしもその滑走路を使って飛び立つのが別のJr.のグループだとしても、“あの滑走路、俺らが作ったんだぜ!”って胸を張って誇れるよねって』っていう。例えばジャニーズJr.チャンネルは開設当初、『ジャニーズの安売りだ』って批判もすごく多かったし、SixTONESの楽曲は『ジャニーズらしくない』と言われることも多くて(私は一概にはそう思わないけどね!)デビュー曲ですらも賛否両論あった。けどそんな声は気にして歩みを止める必要はない。これまでの道とは違っても挑戦してみよう。俺たちが先例になろう。そうやってSixTONESが歩いた道が、アーティストプロモだったりTHE FIRST TAKEだったりに繋がっていって、 SixTONESがやってきたことが認められていく。それがJr.時代からのSixTONESらしいやり方だし、これからもそういう道を歩んでいくんだろうなって

 

ギリギリに立ってんだって 分かってるのに 噫(あぁ)
嫌でも浮かんでしまった 理想の先
どれが正論で なにが現実なんだ?
賛成も反対すらも関係ない 噫(あぁ)

ギリギリに立ってんだって 分かってるのに 

理想のその先の未来が嫌でも浮かんでしまった

どれが正論で何が現実的なのかも分からない

賛成も反対すらももう関係ない

 

💎ここも1番サビと同じで、頭では無謀だと分かっているのにこの6人でのデビューを、その先の未来を夢見てしまった。正論とか、現実的な判断とか、そんなの分からないし、周りの賛成も反対も関係ない。理屈じゃなくて、自分の心がSixTONESでいることを選んだ。そうやって言ってくれてるみたいで胸がギュンとなる……だいすき…………

 

光の見えない 今日が
僕らを集わせたんだろう
ただ微笑むだけ… 帳を捨て去って

光の見えない今日が 僕らを集わせたんだろう

ただ微笑むだけ…遮るものなんて捨て去って

 

💎『決意が一緒だった。“失敗したら辞める”っていう。みんなそこの一致団結があった。みんな事務所好きだから辞めたくないし。死にもの狂いでやるっていう共通点が一緒だった』『このグループにどんな未来が待っていても、俺が参加する最後のグループだろうなって思った。これでダメだったら後はない。ラストチャンスだって』と髙地や北斗が言ってたように、あの頃6人全員がもうこれでダメなら夢を諦めなきゃいけないっていう崖っぷちにいて。そんな真っ暗闇の中にいたからこそ、SixTONESという一筋の光に集った。挫折を経験して心に傷を負った6人だからこそひとつになれた。僅かな可能性を信じて、賭けて、そして最後に微笑むのは俺たちだ。って。やってやろうじゃねえか、壁や障害なんて捨て去って って感じ。

 

Oh I don’t know why
どんな苦悩だって 毅然としていられる
…孤独じゃないってだけで。

あぁ なんでだろう

どんな苦悩だって 動じずにいられる

…孤独じゃないってだけで

 

💎もう俺らは1人じゃない。だから何があっても大丈夫。このパートを一度はグループを諦めてソロでやっていくと決めたきょもと、デビューを逃したトラウマから6人でいることを拒絶していた北斗が今2人で歌う重み…。あと、MVでは「毅然としていられる」の所6人が1人ずつ抜かれるんですけど、その表情が6人全員最の高なのでぜっっったいに見てほしいポイントです。。

 

焦燥抱いて競争?よしましょう然様なら。
役者は揃ってる

苛立ちや焦りを抱いて競争?そんなことしなくていい

俺らは失礼するよ 必要なメンバーは揃ってる

 

💎対誰かに向けての戦いはしないっていうSixTONESの意思表示なのかなと思ってます。常に戦いに挑み続けるけど、誰かを意識してとか、誰かに負けられないからとかそういう戦いではないんですよね。飽くまで対自分であったり、目先のライバルとかではなくもっと大きなもの(世間とか世界とか)に対しての挑戦なんだと思います。
そしてそのためのメンバーは揃ってる。メンバー6人はもちろん、スタッフさんやもしかしたらファンも入るのかな?俺の仲間最強だろって其々が思ってる感じがエモい

 

正気じゃないかもしれない
けどどこにいたって笑ってはいたいから
Shut up, Can I get out?
絆深けりゃ傷は浅いから What?

俺ら正気じゃないかもしれない

けどどんな状況だって笑ってはいたいから

黙ってろ、とっとと抜け出すぞ?

絆が深ければ傷は浅く済むから、何か?

 

💎ここが一番解釈に迷った😭英語が分からないのでもしかしたら超超意訳かもしれないですけど…私なりの解釈です…

樹が一万字で話していた、「“デビューなんて絶対ムリだ”って散々言われた」とか「6人の意志でバラバラになったわけじゃない。この6人には未来がないって誰かが判断した結果バラバラになった」とか、そのあたりの意味合いも含んでたりするのかな?と。一度“未来がない”と思われたメンバーでやれると思ってる俺らは「正気じゃないかもしれない」、けどただ負け戦しにきたわけじゃない、笑っていたい。そして無理だと言った大人たち、バカにした人たちに対しての「黙ってろ」「こんな状況とっとと抜け出してやる」、躓いたって俺らには深い絆があるから傷は浅いんだよ、何か言いたいことあんの?みたいな意味合いかな〜と思いました。叛骨精神剥き出しなここのラップめっっっちゃじゅり❗️😭って感じでほんと抱きしめたい

 

まるで異世界 何処まででも
轟かす共鳴 噫(あぁ)

💎『異世界』はもしかしたらデビュー後の今の世界なのかな?と。Jr.時代散々投げられた下馬評を悉く跳ね返してデビューして。今やりたい音楽が出来て、ドラマや舞台やバラエティ、それぞれのフィールドでも徐々に認められはじめて。あの頃いた奈落の淵とは全くの異世界。でもまだまだ、ここからどこまででも共鳴するSixTONESの快進撃

 

ギリギリに立ってんだって 分かってるのに 噫(あぁ)
それでも選んでしまった 夢と誇り
どれが運命で なにが賢明なんだ?
間違い擦れ違いすらも含んだ誓い 噫(あぁ)
代わりなんていない 僕ら
静寂を切り裂く矢の如く
“今”を生き抜くだけ

謹言。

謹んで申し上げます。

 

💎これだけ熱くて強気な歌詞を歌い切った最後「謹言」で締めるの、かっこ良すぎません?( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )しかも謹言の後ジェシーの咳払いが「…あぁ、失礼。」みたいなニュアンスで入ってるのがめっっっちゃ良い(熱くなってしまいました、みたいな)な〜〜〜❗️と思いました🥲

 

この楽曲を、SixTONES自身が何よりも大事にしている “6” 枚目のシングルに選んだという重みと6人の決意と覚悟、そして『歌詞をよく読んでほしい』と何度も言っていた意味が分かった今、SixTONESに対しての愛おしさが止まりません。6人の絆を誰よりも信じているのがSixTONES自身ということが伝わりまくって泣いた。すき。6枚目の決意表明。一生6人でいてくれ。ずっと着いていくよ…

 

共鳴【初回盤A】 | SixTONES | ソニーミュージックオフィシャルサイト